【S3最終1799位 レート1936 】我武者羅な僕らのワダチ【ポケモンSV】

 



今日も一日お疲れ様です。

そしてシーズン3もお疲れ様でした。

今回は、シングルバトルで過去最高レートである1936を達成することができたので、それを記録として残しておきたいと思い記事を書かせてもらっています。

 

レンタルパもありますので、興味があればお使いください。

 

以下敬語略。

 

構築経緯

前シーズン終盤で好感触を得ていた【’’つるぎのまい’’飛行テラスを軸として選定。

相棒ポケモンであるドンファン一族()の中から、’’ステルスロック’’撒きとして優秀な106族のすばやさを持つ【】を採用。

環境に多くなるであろうを引かせることなく対面突破できそうで、汎用性を損なわないであろう【”とつげきチョッキを採用。

鋼タイプが3体となったため、タイプ相性の補完に優れ、相手の受け駒をキャッチ・倒すことができる【’’ほのおのうず’’を採用。

を通すうえで、障害となる受け駒(辺りを想定)に対する回答、への対策枠が必要と考え【”おんみつマント”を採用。

ここまでで、が重いことに気づいたので、選出時に重いポケモンを無理やり1体持っていくことのできる【”こだわりスカーフを採用。

 

以上、の6体でまずは100戦ほど回してみた。その結果、いくつかの問題点が炙り出されてきた。

 

・環境の中心にいたの並びに安定した選出がない。

・終盤に数を大きく増やしていた構築に勝てない。

が’’とんぼがえり’’をした後、受け出しに適するポケモンがいない。

 

凝り固まった自身の考えだけでは解決できないと思い、Twitter及び、ランクマ専用のDiscord鯖の方々に相談した結果、以下の改善を行った。

 

のテラスタイプ及び持ち物の変更。【

の持ち物の変更、それに伴い型の変更。【 →

の型を見直し、’’ビルドアップ’’型への変更。【 →  →

 

変更後

ここからまた50戦ほど対戦を重ね、以下のような気づき、変更があった。

 

に強いが、取り巻きの持ちやに崩されるため扱いきれない、終盤数を増やしてたポイズンヒールによって嵌め倒されるケースが多発したので、似たようにを誘って倒すことができる【水テラスに変更。

⑧の変更に伴い、ステルスロックを撒いてくるが重くなったことに加え、を強く扱いきれてない現状を鑑みて、辺りとも戦えて、上で言及したの対策になりうる、そしてS1にて扱ったポケモンの中で使用感がよかった【物理耐久に厚く振ったラムのみに変更した。

 

その他テラスタイプ・技変更などの微調整を行い、最終的な形となった

 

構築コンセプト

つるぎのまいドドゲザンを全力で通す。

・特定のポケモンを誘い込み、返り討ちにする。

・対面積み構築。

 

個別紹介

テツノワダチ

 

役割初手の’’ステルスロック’’撒き兼、ドドゲザンの’’ふいうち’’圏内に入れる削り

よく倒した相手初手で出てくる

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相棒の新しい姿、そして本構築のMVP枠。枠であろうポケモンが見せ合い画面でいたら、初手で選出していた。すばやさ106族からの’’ステルスロック’’・’’がんせきふうじ’’・’’がむしゃら’’がとても偉く、堅実に場作りをしながら、後続の攻撃圏内まで削りを入れたり、すばやさを落としてつないでくれた。

具体的な例では、初手で来やすいを’’ステルスロック’’を撒いたあと’’がむしゃら’’でHPを1まで削り、後ろのドドゲザンの’’ふいうち’’で縛るという流れが多かった。

特防に下降補正をかけているが、役に立ったかは微妙なところ。

ラスタルのゴーストはどうしてもの’’しんそく’’で縛られたくない場合に使うため。基本はテラスタルを使わない子だが、使った2回の機会において、有効に活かせたのでこれで正解だったと思う。

選出率 2位(約8割)

 

 

ドドゲザン

 

役割:全抜きエース。

よく倒した相手

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よく使ったダメージ計算

●そうだいしょう1.1倍時

’’ふいうち’’が、HP155防御80のステルスロック込み確定1発(87.1 ~ 102.6%

’’ドゲザン’’が、HP191防御112のに確定2発(61.3 ~ 72.3%

 テツノワダチの’’じしん’’(39.8 ~ 47.2%)と合わせて倒せる。

 

●そうだいしょう1.1倍、攻撃2段階上昇時

’’ふいうち’’が、HP183防御115に対して確定1発(101.7 ~ 119.7%

      フェアリーテラスしたHP131防御75に対して確定1発 (108.4 ~ 128.3%) 

ドゲザンが、HP205防御172に対して、確定1.5発(73.7 ~ 86.9%)

     (’’てっぺき’’はねやすめ’’が間に合わない)

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本構築の軸であり絶対的なエース。’’つるぎのまい’’を積めた時の制圧力は凄まじく、大体のポケモンを’’ふいうち’’だけで縛ることができてしまう。相手ポケモン討伐数の2/3はこの子だったと思う。

格闘タイプ及び、格闘テラスポケモンの返り討ちを狙うなら、フェアリーテラスの方でもよかったが、①相手の’’じしん’’を躱す選択肢をもちたい ②’’テラバースト’’を警戒されない、の2点より飛行テラスを採用している。特にいたら絶対に選出されるには有効な手段となる。どうやら地雷枠でもあるらしい。

 

’’つるぎのまい’’を撃つタイミングは、相手が明らかに’’じしん’’を撃ってくる時(飛行テラスを切る)と、’’シャドーボール’’で拘ったポケモン)と対面したときに打っていた。ここに関しては練度が必要になってくると思う。

 

に絶対抜かれない意識で素早さを振っており、ミラーにおいては抜かれたことはなかったので、今期は素早さのイタチごっこ落ち着いてたように感じた。

選出率:1位(約9割)

 

 

サーフゴー

 

役割:受け崩し、裏積みエースその1

よく倒した相手

 

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語ることは少ない、無難に仕事を片付け目立たず帰っていく、そんな存在。

ドドゲザンを通す上で障害となってくるを捌く仕事を担ってくれた。その過程で他のポケモンを適度に削ってくれるので、後続のドドゲザンが非常に通りやすくなる。縁の下の力持ち。

 

受けループ・受け構築には無類の強さを発揮して、ドドゲザンと合わせて簡単に崩壊させていく姿は気持ちいの一言である。

 

数少ないに勝てる枠なので、マッチしてしまったときは重宝した。

テラスタイプは地面の一貫を無理やり切るための飛行タイプ

選出率:5位(2‐3割)

 

 

コノヨザル

 

役割:裏積みエースその2

よく倒した相手:

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調整としてはよくあるタイプのコノヨザルだが、ちょっと変わってるのは特性を”まけんき”で採用しているところ。世間のイメージは「コノヨザル=”やるき”」なので、’’あくび’’や’’キノコのほうし’’は飛んでこないと思い、”まけんき”で使用していた。結果は予想通りで、”まけんき”が発動した試合は、ほぼ全てでeasyWINを獲得できたので正解だったと思う。

 

ドドゲザンで処理をするにはリスクのあるや、そもそも打点のない相手のに対して無難に戦えるところも構築に嚙み合っていた。瞬発的な火力はないけれども、強くて偉い子。

選出率:3位(約4割)

 

 

ウルガモス

 

役割:裏積みエースその3、

よく倒した相手

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大一番で輝いた子。個体としてはS1での流用個体で調整に大きな意図はないのだが、構築の穴をしっかりと埋めてくれた。僕のPTは水の一貫性が高いので、ほぼが出てくる。そこをしっかりと刈り取る仕事人。

 

元々持ち物はを採用していたのだが、弱点を突いてあと少しだけ届かないということが多かったので、を採用し火力補強を行っている。

選出率:4位(約3割)

 

 

 

ラランテス

 

役割:裏積みエースその4、起点作成つぶし

よく倒した相手:

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入れたときは少しだけ不安はあったが、予想に反してが微増していた最終日環境に適応してくれた。そして今思えば’’リーフストーム’’を外してない。

ただと対面したときに火力不足で撃ち負けることがあったので、調整に関しては耐久を削り、火力に回したほうがよかったと思っている。

役割対象の一匹として想定していたとマッチしなかったので、ここも立ち回りの研究はしておきたい。

選出率:6位(約2割)

 

 

 

基本選出

初手+@1

 

余程のことがない限りはこの形を崩さないのが強いと思っている。が通るように削りを入れていくことを重きにおいて技選択をしていく。

初手でと対面したら、7割方地面ラスタル’’じしん’’をしてくるので、こちらも’’じしん’’を撃って削っておく。

と対面したら’’がんせきふうじ’’を連打し、’’りゅうのまい’’からの’’はねやすめ’’をしてきたタイミングでステルスロックを撃つ。

 

覚えてる限りのイレギュラーの時

構築:or

受けループ:

※思い出し次第、追記していく予定。

 

苦手な相手

明確な処理方法がない。型次第で対応方法が変わってくるので、早めな型の見極めが必要になってくる。

ドドゲザンに’’アイアンヘッド’’がないので有効打がない。”そうだいしょう”で1.2倍になっていれば、’’飛行テラバースト’’+’’ふいうち’’中乱数で落とせる。別の手段で削りを入れておくが吉。

こちらのドドゲザンから有効打がないため、撃ち負けることがある。コノヨザルが鍵になるので、相手にする際は丁寧に扱う。

 

苦手というわけではないが、本構築はをどう倒すのかがポイントになる。

大きく分けて処理方法は3つあり,

の’’がむしゃら’’で大きく削り、後続の圏内に入れる。

の’’ギガドレイン’’で確定2発を狙いに行く。

③ 他のポケモンで少しずつ削りながら、強引にで仕留めに行く。

 

この3点を意識し出してから勝率は上がっていった。

 

 

感想

以下敬語解禁。

まだまだ荒削りのPTだとは思いますが、それでもポケモンたちの自覚もあって1900までは駆け上がるように辿り着くことができました。しかし、そこからは壁にぶち当たり上りも落ちもしないまま、タイムアップとなりました。

最初の挨拶では、ウキウキで書いてるように見えますが、目標であったレート2000を達成できなかったことは、とても悔しいです。嬉しいのも事実ですが、周りの人達が次々と2000達成をしてるのを見て、だいぶ焦燥感に駆られていたのもあって、ただ無力でした。いや、その分周りの報告から笑顔と勇気をもらっていたんですけどね。

 

それでも過去瞬間最高レートと最終最高レートを更新できたのは成長しているとも感じますし、この結果は確実に次へと繋がるものだと思っています。レート1900に乗せる時に、まったく物怖じしませんでした。これは剣盾でずっと我武者羅に最終三桁を目指していた成果であると考えています。

 

‐轍‐《「輪 (わ) 立 (だち) 」の意》車の通ったあとに残る車輪の跡。

僕が歩んできた道筋そのもの。そしてこれからも胸を張って、その跡を我武者羅に刻んでいく。そしてその先、いや、そのもっと先にも輝くものがあると信じて。

 

…なんでこう、クサイことを書くことになったのかワカラナイ。。でもほんとに楽しかったですし、次シーズンも頑張っていきたいですね。

 

最後に、対戦してくださった方々、構築相談に乗ってくださった方々、そして応援してくださった方々、最後までこんな駄文に付き合ってくださった方々に全力のありがとうを伝えたいと思います。

 

 

ありがとうございますっっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 


 

 

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